ディレクトリ構成

カテゴリ:SEOの基礎

記事の種類:SEO解説

ディレクトリ構造はWebサイトのURLの階層構造を意味します。
これはOSのディレクトリ構造のように、同じ種類の書類をカテゴリごとにフォルダ(ディレクトリ)に分けて整理することと似ています。
書類がどのフォルダに入っているかはカテゴリごとにフォルダ分けされていれば探しやすいですよね。それは検索エンジンも同じです。
ディレクトリはトップページをルート(階層の最上位)として、カテゴリごとにディレクトリを分けルートから分岐していきます。

ユーザーにとっての階層構造

訪問ユーザーは通常、検索エンジン経由で該当のページに移動してくるため、最初に訪問されたページ(ランディングページ)はあまり階層は関係ありません。
しかしユーザーが他の記事も探したい場合、今いる場所(カレントディレクトリ)を見るかもしれません。

例えば、訪問したURLが/ゲーム攻略/RPG/ゲームA/というディレクトリだったとします。
もし他にどんなRPGの攻略が書かれているかを知りたいと思ったら、殆どのユーザーは階層を1つ上がり、/ゲーム攻略/RPG/にRPGのゲーム攻略のゲーム一覧のページが存在することを期待します。
URLから/ゲームA/を消して1つ上の階層に上がってその一覧が表示されればユーザーの期待通りとなり、さらに他のページも読んでもらえるかもしれません。
このように、人によってはURLを見てページを移動したいと思う方もいます。
ユーザービリティはまさにこういったユーザーが期待した通りの表示をしてあげる事にあり、これはURLの階層構造にも当てはまります。

なお、実際にはURLを操作してページを探す人はそれほど多くはないと考えられます。
サイトの記事を探す場合、カテゴリーページを表示したり、パンくずリストでサイトのリンク階層を遡って探すことが一般的です。
URLのディレクトリ階層とサイトのリンク階層は微妙に異なるため注意が必要です。

むしろ対人においては、サイトのリンク階層(ナビゲーション)の方が重要でしょう。

検索エンジンにとっての階層構造

対人においては、サイトの階層の方が重要と述べましたが、訪問者の視点からサイトを評価する検索エンジンにとってもそれは同じはずです。
検索エンジンもカテゴリーページやパンくずリストからサイトの構造やどの記事がどのディレクトリに存在するかを推測します。

一方で検索エンジンはURLのディレクトリ階層もサイトの構造を把握するための参考にしており、重要な要素となります。
検索エンジンは人とは異なり、サイト構造の把握や記事の種類を分類をする際にURLのディレクトリ構造を見るほうが分析しやすい、あるいはページのカテゴライズをしやすいというのがあるのかもしれません。
確かにURLは機械にとってはサイトの階層をそのまま1行で表したものであり、データとして扱いやすく、サイト構造をすばやく把握するための手がかりにするのは当然のことでしょう。

例えば/ゲーム攻略/RPG/ゲームA/というURLを開いていたとします。
このページがどのような分類かはURLを見れば一目瞭然です。
しかし、/ゲーム攻略/ゲームA/だったらどうでしょう。
ゲームAの攻略ページであることは推測できますが、どのようなジャンルのゲームかは分かりません。
訪問ユーザーであれば、ゲームAがどのようなジャンルのゲームであるかは知っているかもしれません。
しかし検索エンジンには分からないため、ゲーム攻略に対する雑多な攻略サイトとして認識してしまうかもしれません。
その場合、「ゲーム攻略 RPG」というキーワードで検索した場合に、上位表示してくれない可能性があります。

ディレクトり階層は必要最低限で簡潔に

URLのディレクトリ階層を検索エンジンが サイトやページをカテゴライズのために参考にしていることは分かりました。
ではより詳細にカテゴライズしてもらった方が多くのキーワードでヒットして表示回数が増えるのでお得かと言えばそうではありません。

実はキーワードもそうですが欲張り過ぎはかえってダメなのです。
ディレクトリ名もキーワードとして扱われますが、キーワードを詰め込み過ぎるとカテゴライズがぼやけてしまいます。
検索エンジンは専門性を重視します。
いろんなキーワードに関連付いたページは専門性が薄れてしまいます。
これはサイト全体のカテゴライズにも言える事ですが、ディレクトリ階層やディレクトリ名は必要最低限に絞り込む必要があります。

先程のURLの例で言えば、/ゲーム攻略/RPG/ゲームA//ゲーム/PS4/攻略/RPG/メーカー/ゲームA/であれば、ゲーム機やメーカーなどもカテゴライズされるかもしれませんが、ゲームAの攻略ページとしてのキーワードの強さは薄れていまします。
もしアニメなどゲーム以外、グッズなど攻略以外も扱っているサイトならゲーム攻略に特化したサイトにすべきです。
また、ゲーム機名やゲームのメーカー名は必要ではないかもしれません。

URLのディレクトリ構造を考える際にその階層が必要かは、消去法ではなく追加法で考えた方がスマートなURLを見つけやすいです。

まずそのページがどんなページであるかを必要最低限のキーワードで表現します。

ゲームAの攻略ページ

これは1ページだけのサイト、いわゆるペラサイトと同じです。

次にどのようなページを増やしたいか(増やせるか)を考えます。
そこで、いくつかのゲーム攻略を載せたいとします。
するとゲーム名が複数になるため階層は以下のように分けられます。

/ゲーム攻略/ゲーム名/

実はこれだけでもいいのですが、100を超えるような様々なジャンルの非常に多くのゲーム攻略を載せたいなら、以下のようにゲームのジャンルでも階層分けした方が、検索エンジンが個々のページをカテゴライズしやすくなります。

/ゲーム攻略/ジャンル/ゲーム名/

また、ゲーム攻略に特化したサイト(ドメイン)であれば以下のように2階層にできます。

/ジャンル/ゲーム名/

つまり特化型サイトにすることでも階層を1つ減らせるわけです。

「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」には以下のような記述があります。

特定のトピック領域に関するページが十分にあり、関連するページを紹介する別のページを作成するのが適当かどうか(たとえば、ルートページ -> 関連するトピックの一覧 -> 特定のトピック)、何百点もの異なる商品があり、複数のカテゴリとサブカテゴリのページに分類する必要があるかどうか、などを検討してください。

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド(https://support.google.com/webmasters/answer/7451184)より

まとめ

どのようにディレクトリ分けするかはサイトの規模にもよるため一概には言えませんが、原則は以下となります。
  • 必要最低限の階層、名前を付け、専門性を薄めない。
  • ディレクトリ階層は消去法ではなく追加法で決める。
  • 1つのディレクトリに100を超える多くのページが存在する(あるいは作る予定がある)場合は、ディレクトリを分けることを検討する。

公開日時: 2019年04月27日  15:45:44

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